ステンドグラス・樹脂タイプ

ステンドグラス 樹脂タイプとは

通常のステンドグラスは、カットした硝子ピースをパズルのように精密に積み合わせて一枚のパネルに仕上がます。
樹脂タイプとは、一般的な住宅窓に使われている透明ガラスや型ガラスに、専用の機械にてステンドグラス模様のデザインを熱溶着したものです。もちろん自由な色が付けれますし、本物のステンドグラスでガラスを繋ぐ金属のライン（ケイム）部分は盛り上げた加工が出来ますので、ステンドグラスのイメージが強いデザインパネルになります。
もちろん、光もガラスと同じ感覚で通りますので、美しく存在のある窓になります。

ステンドグラス 樹脂タイプの特徴

まずは強度面です。本ステンドグラスはバラバラのガラスを繋ぐのでどうしても弱いパネルになります。風や気候に弱く割れたり凹んだりしやすいですが、樹脂タイプは一枚の強いフロートガラスがベースにありますから、強度面はまったく問題ありません。
体育館などではガラスでなく更に強度のあるFRP（グラスファイバー）をベースにしますので、ボール等あたっても全く問題ありません。
あとはやはり価格面で、全て手作業の本ステンドグラスに比べ、製作手間が少ないので、低コストで同じデザインが制作できます。
特に、店舗のバックライトの装飾パネルとしては、高級感且つローコストで、バーの照明窓等にとても人気があります。

ステンドグラス 樹脂タイプのデザイン

本物のガラスを繋ぐステンドグラスは、ガラスの性質や金属ラインに全て嵌め込む必要があるのでデザインに制約がありますが、樹脂タイプのステンドグラスは、絵を描く感覚に近いので、ある意味どういうデザインでも対応出来ます。
カラーも、デザイナー等が使用するカラー品番で指定できます。
幼稚園や保育園等にも多く使用されていますが、キャラクターや動物のデザインには、最も上手に仕上がるステンドグラスです。
デザインパターンに多くのデザインもありますが、もちろんフリーデザインが可能です。